藤田幼稚園

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七草・どんど焼

春の七草、せり・なずな・ごぎょう(ははこぐさ)・はこべら(はこべ)・ほとけのざ(こおにたびらこ)・すずな(かぶ)・すずしろ(だいこん)は1月7日に、お粥にして食べると1年病気をしないといわれています。(下記の七草の絵は、いくこ先生が描いたものです。幼稚園のどこかに掲示していますよ、どこにあるか分かりますか?)

七草がゆの作り方

①お湯に塩をいれ七草をゆでる。②ゆでた七草を冷水にとり、ザルにあげて水気を軽く絞る。③七草を細かく刻む。④鍋にごはんと水をいれて煮る。⑤塩を入れ(お餅を入れる地方もある)七草を混ぜてできあがり。

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ついでに秋の七草をご存知ですか?これも、いくこ先生が描きました。同じく幼稚園のどこかに掲示してありますよ。来園された時に探して見てはいかがですか?

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 どんど焼き

小正月の1月15日、大昔は1月の満月の日である15日が1年の始まりでした。しかし、新暦の導入で1月1日に改められました。しかし旧暦は農業と結びついていましたので、民間では15日を正月として祝う風習が続いていたため、そこで1月1日元旦を大正月、15日を小正月とよびそれぞれに祝うようになったのです。

小正月には農耕にまつわる行事が多く、その代表的なものに、小正月の前日14日は『どんど焼き』があり、悪霊をはらうために正月飾りを焼き、豊作を願うために「まゆ玉」「もち花」を飾り、また焼いて食することで健康と厄除けを祈願する、加えて書き初め等を高く燃え上げると学問の向上が叶うなどの風習が続いています。

私達が繋げる文化、その中に人間の生きる力を見出すことができます。地域のコミュ二ティ―、子育ての糧、互助の精神、願いや希望、豊かな感性・・・それは多くの力が伝統文化の中に引き繋がれています。これは、私達大人が子どもらに伝えなければならない大切なものではないでしょうか? 地域の文化に興味を持ち積極的に関わって行くことで、豊かな生活を育んでくれますね。