藤田幼稚園

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すくすく日記

クリスマス会

サンタさんがきました。子どもたの輝く顔。驚きと喜びに満ち満ちています。この目よ、いつまでも惑いに濁らずにい、この唇よ、いつまでも偽りに歪まずにいてくれ、この頬よ、いつまでもい明朗の輝きをあせずにい、この額よ、いつまでも闊達の伸びやかさを失わずにいてくれ。・・・という倉橋惣三先生の詩の一説を思い出します。私たちは子どもの顔をしっかりと見ているでしょうか。あの目をしっかり見、あの唇をしっかり聞き、あの耳に届けているのでしょうか・・・サンタさんは子どもにとって嬉しい人ですね。私もそんな人になれるよう日々精進です。
メリークリスマス!

どっちが杉・檜?

服部さん(富士森林組合理事・本学園理事)が幼稚園に今年も杉と檜をもってきてくれました。皆さんも富士山には森林が多く、どれが杉でどれが檜か見分けがつきますか?子ども達にそんな興味をきっかけに森林の大切さを伝えに来てくださいました。
私たちは空気を吸って生きています。空気の中の酸素をすって、吐く息は二酸化炭素というものです。これがたくさんになると地球にいたずらをして、雨が多く振ったり寒いところの氷が解けけ洪水になったり、暑くなりすぎて水がなくなったり、動物や人間が生きていくことが大変になってしまいます。そこで、頼りになるのが木や草です。木は私たちのはく二酸化酸素をすって酸素を作ってくれます。おいしい酸素は私たちが生きていく大切な空気です。だから、木を大切にしてほしいです。と・・・
また、幼稚園にあるカラカラ積み木がありますが、杉(幼稚園で購入したもの)でできているものと檜(林業研究会から頂いたもの)でできているものがあります。見た感じはおなじですが、匂いや手触り、重さなどが違うのでよく感じてみてくださいねと・・・木に興味や関心をもってほしいと願いを込めてお話いただきました。

私たちは本当の自然を知っているのでしょうか?子ども達に自然から学ぶことは人間として大切なことですね。私たちの園には、ひだまりの森もあります。そして何より力になってくれる農業や林業に携わる地域の人達が側にいてくれます。ほんとうにありがとうごいざいます。これからもよろしくお願いいたします。

 

もちつき

日本の年末の風物詩、餅つきです。今は一般のご家庭でなかなか経験ができないものです。餅つきに必要な道具や食物、またその名称やお餅ができるまでの手法などを伝承するに難しい時代です。しかし何でしょう、お餅つき聞くと、またじっさいに餅つきを見て体験すると心がワクワクぞわぞわしてきます。日本人であることのDNAが心身を湧き起こしてきます。子ども達も親もそんな感性を持ち合わせて時代を超えつながっていることを実感します。餅つきを楽しめる心をいつまでもいつまでも繋いでいきたいと思います。幼稚園にできる大切な文化継承だと思います。

炊きあがるもち米の匂いに、子どもが3歳の子がぽつりと『いいにおい』というこに『いい匂いだね』と応える子らに・・・、まきで火をたく竈(かまど)の周りに座して手をかざし『あったかい』という子のまわりに集まる子どもらに・・・、掛け声とともに杵を打ち下ろす大人の力強さで地面に響く振動にとびはねる子らに・・・、おっかなびっくり杵を持ち上げ、おっと臼をたたいてしまった子に・・・、上手に餅をついた感触に笑顔を見せた子に・・・、・・・、・・・、私たちはこんな風景を大切にしていきたいですね。

おゆうぎかい(コメントのみ)

12月、おゆうぎかいです。今年もコロナ禍の対策を講じた開催となりました。子どもたちの豊かな表現活動を広げ、想像と創造をつなげる作業を頭と体をそして心をつかいます。毎日の何気ない遊びや体験、また社会生活の影響や刺激も受けながら自らを表現することは、将来にわたり人間社会の中でたくましく生きていく力になります。ゆうぎかいは見せ物ではありません。子ども達が表現を楽しむ場です。見る側が如何にその表現を受け止めてあげるかによって、子どもたちの育ちが変わります。この子らの、この子の何が何を育み育んでほしいのか?大人たちがしっかりと見守ってほしいと思います。保護者様には本当に感謝です。皆様のまなざし、笑顔、向き合う姿勢に感謝の気持ちでいっぱいです。こんなすばらしい子ども達と表現を楽しめる私たちは幸せです。思いは一つ、この子らの健やかな成長ですから・・・

 

秋の遠足

変りゆく季節!そろそろ山の木々も紅葉が進み、目に美しい秋色を楽しませてくれます。昨年のコロナ禍で出来なかった遠足、今年は何とか…と願っていました。

ここ大淵には丸美自然公園があります。そんな自然の中で子ども達が満喫できる機会をこれからも出来る限り続けたいと思います。

私たちも遠足に日はワクワクして早く目が覚めたものですね。子どもの喜び励みはなんだと思いますか?それはね、きっと、給食しゃない、手作りお弁当の力!そして少しだけ友達と食べるお菓子!単純な事ですが、遠足の活力は愛情がいっぱい詰まったお弁当、お菓子も許されて満たされて幸福感が、こども心を刺激するのでしょう。そして学校や幼稚園の環境から解放された未知の世界へのチャレンジ!それはもうアドレナリンが一杯出てきます。そこで早く目が覚めてしまうのかな?

そして年長組はなんと5キロの山道を幼稚園まで完歩しました。ひだまりの森で休憩のはずがよりはしゃいでいた子ども達でした。

走ろう会(第24回)

創立以来、45年続くマラソン大会、走ろう会というよになって第24回という事です。

歴史あるこの会は、色々と変遷をしながら現在にいたります。それは、社会環境の変化、子ども達の体力、また2年続くコロナウィルスの影響等々、大きな影響を受けます。

40年前は、幼稚園の周りも交通量もなく、地域の皆さんも子ども達の応援が楽しく、また道々にたって交通指導も自主的に行い、自動車を運転する方も子どもが走っている間は停車し応援までしてくれました。その時の子ども達の体力はすさまじく、幼稚園から大淵中学北側猿坂道を通り大淵2丁目公会堂南側(魚正)でUターンし同じ道を園まで帰るというコースでした。

しかし、時代と共に社会も変り、車社会、多忙な仕事、子ども達の体力低下、社会環境の変化から昔のようなマラソン大会は年々できなくりました。そこで、生まれたのが富士総合運動公園陸上競技場での体験を重視した、走ろう会でした。

いかがでしょうか、あのグランドで走る子ども達の雄姿、そして走っている子ども達の顔、未来への期待を膨らめる経験がこの走ろう会の狙いです。未来にはばたけ子ども達!

そして、今年から導入した、クラス役員さんの走ろう会応援スタッフ、子ども達の健康と安全そしてお世話をお願いしました。大活躍のスタッフに拍手です。

芋掘り・お茶うがい

大淵地区は本当に地域の人が子ども達をあたたかく支えてくださいます。これは地域の伝統もだり誇りです。このような地域性はこれからも受け継いでいってほしいと、目の前のこの子らに願うばかりです。

農協青年部の皆さんと一緒に6月に芋づる挿しをさせていただき、本日11月2日の芋の収穫です。自分たちで畑まで歩き、身近な場所でやさいい地域の人とふれあい、真っ黒くなりながらの農業体験ができる環境はなかなか味わえません。ほりあげたお芋を大切に運び軽トラックに積む大人から見ればお芋ではなく根っこと言わざるを得ない小さな膨らみを小さな手で大事に持ち寄り誇らしげな顔の子ども達、感謝に満ちた笑顔は本当に天使です。

それから、幼稚園に替えると、茶業部会の皆さんがお茶うがいの準備をしてくれています。地産地消、しかし今、茶業は大変です。温暖化による気候変動や天候不順の影響、大手企業の搬入により大淵地区の地産も大きく、農家のみなさんは本当に苦労されています。そんな中でも子ども達の健康の為に、毎年、お茶うがいを教えに来てくれます。感謝に尽きます。是非、ご家庭でも地産のお茶で健康を維持される楽しさを考えて見てはどうでしょうか。

交通安全教室

三回目にしてやっと教室が開催できました。本来は7月に次に9月にそして10月26日やっと交通教室が開かれました。その間、交通指導員さんには色々と相談にのって頂きました。

子ども達の安全を願い、交通教室をとおして交通ルール・マナーが広がり、交通事故の無い社会なればと思います。幼児期の子ども達は、保護者の管理のもとに守られています。しかし、小学生になると自身の力で登校しなければなりません。これも日頃からの生活の中で身につける大切な事です。自動車社会の中であまり歩くこともなくなり、近所に遊ぶ友達も限られ、子ども自らが交通安全を学ぶ機会が少なくなっています。特に、大淵地区は広域で、交通の便も悪く、道も整備されていない場所が多くあります。そこで車を使う事が当たり前な土地柄です。この環境はいたしかたありません。

そこで私たちのできる事は、日頃から交通ルールや安全について、特に家庭で意識的に教えていく事が大切ですし、お子さんと実際に近所を散歩したりしながら交通安全を身につけ、加えて防犯にも心がけていく事が大切ですね。子どもの安全、常に、私たち大人が意識して行動していきましょう。

運動会

緊急事態宣言が明け、約1週間での開催。コロナ禍の苦渋の判断です。しかし、この子たちならという安心感は、私たち教員は確信にしていました。子どもの成長は一夜にしてなるものではありません。毎日毎日の積み重ねと繰り返しの中で自然に身につき行動できるようになることをこの子らと共に歩んできたからです。子ども達自らが楽しめる楽しみにできる運動会になるように、この子らの育ちにより寄り添い、そして何よりご家族(保護者様)の日頃からの、幼稚園教育に対する深いご理解とご支援に支えられている事を実感していることから、2ケ月にも及ぶ長い登園自粛期間を経ての開催を決めることができました。

このことは、お互いの信頼感に支えられた賜物です。私たちの共通の目的は、子どもをまん中においた教育です。教師の期待や親御さんの期待、大人のエゴに子ども達が押しつぶされない様に常に私たちは子どもの権利と幸福を願う同志である事の安心と信頼がこの運動会の実現でした。

本当、ありがとうございました。この子らの未来がこれからもより良く輝きますように!

入園受付(台風対応)

こんにちは、この度は入園をご希望いただきまして誠にありがとうございます。10月1日(金)の入園受付でお会いできることを大変たのしみしております。しかしながら、台風16号の接近に伴い、風雨の影響が危惧され大雨や強風などの心配がありますので、安全を優先していただき無理な来園を避けるようにしてください。よって、10月1日(金)も予定通り入園受付は実施しますが、10月4日(月)10:30~11:30(最終受付11:10)も受付日として設けます。また、この両日の受付が出来ない場合はご相談いただきたいと思いますので、☎0545-35-3178までご連絡ください。